18日、当院が所属しているADCスタディグループの勉強会がありました。
今回のテーマはCR(白い詰め物)、セメントの接着様式について、というのが主な内容でした。
講演してくださった先生は我々の母校、日本大学歯学部駿河台の保存修復科教授・宮崎真至先生です。宮崎先生はとても有名な先生で、CR修復の第一人者であります。数々の講演をされて雑誌でもよく掲載されているので、顔を知らないドクターはいないんじゃないかと思います。
さて、CR(白い詰め物)についてですが、以前に比べると格段に進歩しています。以前は銀の詰め物でしかできなかった症例もCRで無理なく修復できるようになりました。
最近はCR本体よりボンディング(接着剤)の進化が目覚ましく、幅広い種類の修復が可能となりました。簡単にいうと、金属やら陶材やらプラスチックやらいろいろな材料が混ざっているところにも、あらゆる
材料に接着できるボンディングが開発されたということです。
当院で使用しているボンディングは偶然にもユニバーサルタイプ(万能接着剤)でした。
宝の持ち腐れとならないよう、これからもどんどん多用していきたいと思います。
静岡県焼津市田尻330 増井歯科