治療内容|静岡県焼津市の歯医者さん増井歯科医院
あなたは、10年後の自分の歯に自信がありますか?
当院では、徹底的に歯周病治療に取り組みます。
歯垢の除去、歯石の除去はもちろん、なおりづらい歯ぐきには、手術し歯ぐきの奥のおくまで菌を取り除きます。
歯が痛いときだけ、詰め物が取れたときだけ、困ったときだけ歯医者にかかるそんなあなたは10年後も今と同じようになんでも噛める自信はありますか?
今までむし歯になったことがほとんどない、歯医者に行ったことも数えるほどしかない。
40歳過ぎたこの頃、なんだか歯が伸びて見える気がする、出っ歯になってきた、固い物を食べると痛みがある。
そんな心当たりのある方は危険信号です。
歯周病特有の症状が出始めています。
歯周病の自覚症状が出るころにはもう中等度以上の歯周病は進んでいます。
つまり何年も前からすでに歯周病にかかっているのです。
歯周病の怖いところ、それは気付かないうちに病気が進行し、症状が出るころには元には戻れない状態になっていることです。
すでに歯を失って不自由な食生活を送っている方々はきまってこう言います。
「こんなことならもっと早く歯医者に行っていれば良かった!」
大事なものは失ってから気付くものですね。
〜10年後も好きなものを食べて楽しく暮らしたい〜
今から地道に手入れすることであなたの将来は大きく変わってきます。
歯周病とは?
歯周病の原因は歯と歯肉の間にたまった細菌です。
歯の周りに菌がたまると歯肉に炎症がおこり、もっと進むと歯を支えている骨が破壊され悪化していきます。
骨が破壊されると歯がぐらついて歯並びも悪くなり、汚れがたまりやすい状態になったり咬み合わせも悪くなり余計に悪化していくのです。
治療法は?
原因菌を除去すること、また菌がたまりにくい環境をつくることです。歯の周りに付いている菌の塊(歯石)を徹底的に除去します。
歯石は目に見えるものだけでなく、歯肉の下にもぐっていることも多々あるので段階にわけて進めていきます。
①第一段階
主に歯肉より上の歯に付いている汚れを除去します。
全顎を2〜3回に分けて処置していきます。
②第二段階
歯肉の下にある汚れを除去します。
このとき根の周りに歯石が付いているので、歯石を除去したあとも汚れが付きづらいよう表面を磨いて滑たくに仕上げます。
一度に数本しかできないので、全体をやる場合は4〜5回以上かかります。
ここまでが基本治療です。きっちり全体を処置する場合、最低でも6〜7回の通院が必要になります。
③第三段階
二段階までのクリーニングでも届かないほど奥にある歯石は外科的に歯肉を開き除去していくこともあります。
歯肉を開くことで汚れが直視でき、効率がよく効果の高い治療ができるのです。
そのとき歯石を取り除くだけでなく、難治性のポケットを形成する原因となる骨の凹凸も削って整えます。
ここまで環境を整えることで可及的に再発を防ぐのです。
開いた歯肉は元に戻して縫合します。
その後落ち着くまでには数週間かかかります。
その他汚れを落とすこと以外にも、被せもの(冠)の周りの段差をなくして汚れがたまるのを防いだり、噛み合わせを調整したり。
セルフケアしやすいよう歯の形を整えるなど、歯周病治療には一定の形式はありません。
一人一人に合わせた環境づくりを目指しています。
大切な家族を守るためにできること。 口腔ケアで守れるる命があります。
歯周病菌が原因で全身麻酔の手術時の肺炎の発症が6〜20倍も増加します!
肺炎はお年寄りだけの病気ではありません。
健康体であった40〜50代の方でも、ある日突然病に倒れ手術が必要になることもあるでしょう。
長時間にわたる開胸手術では、若年の方でも合併症として肺炎にかかり死亡する例も少なくありません。
難しいオペが成功したにも関わらず、歯周病菌が気管から感染し、二次的な被害として肺炎に感染してしまうのです。
これは医科でも問題になっており、入院している方全てにもっと口腔ケアを浸透させるよう促している病院も多いようです。
健康なときこそ予防を 歯の周りに付いている菌の塊(プラーク)1g中には1000億もの細菌がいます。
これは同量の大便と同じくらいの細菌の数です。
普段はなにも症状なくとも、病気で免疫が低下すると猛威をふるう恐れがあるのです。
これを予防するには普段からお口の中を清潔に保つしかありません。
定期検診でのクリーニングだけでなく、普段から口腔清掃を心がけましょう。
実際手術前に口腔ケアをした場合としない場合では、肺炎にかかるリスクが4倍も違うというデータも出ています。
諦めないで、綺麗な白い歯
「もう歳だから…」と諦める必要はありません。
口元は顔を変え、顔や表情は人生を変えます。
◎くすみ、着色が気になる
クリーニング、新しいプラスチックの詰め物(保険)でほとんど改善することができます。
歯自体を白くするのであればホワイトニング(漂白)もできます。(保険外)
◎歯のすきま、形が気になる
可能な限り保険の材料(プラスチック)でも対応します。
変色、ツヤ、耐久性が気になる場合は保険外の安定した材料をお薦めします。
◎歯並びが気になる
矯正に年齢制限はありません。
最近では60代以上の方でも矯正する人が増えています。奥歯がない方でも、入れ歯につけるタイプの矯正器具もあります。
昔からきれいな歯に憧れていた、そんな方は一歩踏み出して取り組んでみませんか?
あなたの笑顔のために、全力を尽くします!
金具が見えない入れ歯
〜入れ歯でも自然に見せる、噛める〜
今ある歯をもたせるために、よく噛むために入れ歯を入れることでよく噛めると同時に他の歯への負担が軽減され、結果として口腔内の寿命があがります。
◎歯が少しでも残っている場合は
残っている歯にバネをかけ、歯がないところに人工歯を補っていきます。
保険の場合はバネはすべて金属です。
異物感に慣れることができれば、保険のもので満足している方も多くいます。
しかし、バネが前歯にかかっていて目立つ、バネがかかっている歯が傷むと嫌だ、バネに唇の内側が触って気になる。
このような方には金属の見えない入れ歯をお薦めします。
金属の代わりになるような頑丈でかつ弾性のいい特殊な材料をバネの代わりに使います。
樹脂性なので色は歯肉色で目立ちません。
また柔軟性があるので吸いつくようなフィット感が抜群です。
従来のノンメタルの部分入れ歯はしなりすぎて割れやすい、厚みが気になるなどの問題点がありました。
今は金属の入れ歯と樹脂の入れ歯のいいところ取りで、見えないところに金属を使うことでより自然で丈夫な部分入れ歯に改良されています。
インプラントを入れるのは治療費が高額なので気が引ける。
でも入れ歯を入れているとはわからないような自然な口元にしたい、残っている歯にこれ以上負担をかけたくない、このような方に最適な入れ歯です。(保険外)
◎歯がほとんどない場合
顎全体を覆うような総入れ歯になります。
入れ歯は強度が必要なため、樹脂製の入れ歯はある程度の厚みが必要になります。
この厚みに耐えられれば保険の樹脂の総入れ歯でも充分噛むことはできます。
ただ総樹脂の場合、しゃべりづらい、すぐ割れる、味を感じにくい、温度がわからなくて火傷しやすい、という欠点があります。
このようなお悩みをもつ方は金属の入れ歯をお薦めします。
顎の部分だけが金属なので金属がみえることはなく、顎を覆う部分が樹脂に比べおよそ5分の1でできるので、装着感の良さは100%実感できると思います。
顎が痩せてきても修理可能なので、一度作れば長く使用できます。(保険外)
その他にも、入れ歯がずれやすい方には磁石を内蔵した入れ歯、よく咬みきれない方には擦り減らない特殊な人工歯など多様に対応しています。
むし歯について
〜これ以上むし歯を増やさない〜
歯医者に行って一番多く治療を受けるのはやはりむし歯治療でしょう。
子供のころ歯医者に連れていかれ、ガリガリ削られて痛い思いをした、そんなトラウマを抱える方も多いのではないでしょうか?
なるべく歯医者にはかかりたくない、そのお気持ちはよくわかりますが、むし歯は早期発見、即対処したほうが後々痛い思いをしなくてすむのも事実です。
むし歯はしっかり除去し、治療した後も再発させないように、安定した修復技術が必要です。
麻酔について
当医院では効果的な表面麻酔システムを導入しています。
針の麻酔をする前に、麻酔液をジェット噴射させ歯肉表面に染み込ませます。
ジェット麻酔は完全無痛ではありませんがゴムではじいたようなパチッとした軽い痛み程度です。
その後針を刺していくことで麻酔時の痛みが軽減できます。
とにかく針が怖い、という方には好評です。
むし歯の徹底除去
むし歯は削り取るだけが治療方法ではありません。
高濃度の殺菌剤で充分消毒することで切削量を最小限にし、歯へのダメージを少なくすることができます。
歯のダメージが減るということは、神経を抜いたり大きい被せものをしたりしなくてすむということで、結果的に歯を長持ちさせることに大いに関係するのです。
白い詰め物か、銀歯か銀の詰め物しかなかった昔に比べると近年の技術は大いに進化ししました。
むし歯を削ったあとの修復物のプラスチックといっても強度が高く、また接着力も飛躍的に向上したので、一度詰めれば簡単に取れたり壊れたりはしません。
ただ大きい穴を埋めるにはまだ銀歯を使う必要もあるので、程度によって使い分けています。
むし歯の再発を防ぐために
むし歯は一度治療したところでも、その周りから二次的にむし歯になることがあります。
特に多いのは古い銀の詰め物の周りからむし歯になっていき、気づいたら神経のあるところまでむし歯が進んでいた!というケースです。
これは銀色の詰め物が歯に比べ硬いので、年月とともに歯が削れて詰め物との境目にギャップができ、そこから銀歯の内部にむし歯が広がってしまうのです。
一度ギャップができると深い溝になってしまうので、ハブラシだけで管理するのは非常に難しいことです。
定期検診で早期発見するのも大事ですが、まずは二次的なむし歯を起こさせない環境にしておく方が重要になります。
そのためには銀歯との境目を少しでもなくすため、歯と同じ硬さの詰め物が必要です。
この場合理想的な修復材料といえば、昔から使われているものですがゴールドが最適です。(保険外)
プラスチックの進化型であるハイブリッド修復(保険外の白い詰め物)もほぼ歯と同じ硬さですが、強い力が加わると割れやすいという難点があります。
ゴールドにした場合は歯と馴染みがよく、加わる力に合わせ形が変わっていくためまさに理想的といえます。
場所によっては金属色が目立つこともあるので、ハイブリッドとゴールド使い分けていけばいいでしょう。